我が家では、ネザーランドドワーフ2匹(2匹ともオス)と、チワワ2匹(オスとメス)と暮らしています。
最初はうさぎ1匹と2年間暮らしていましたが、娘とまた一緒に住むことになり、娘が飼っていたチワワ2匹とうさぎ1匹と同居する事になりました。
うさぎ同士の共同生活

一番心配だったのは、我が家で飼っていた先住うさぎでした。
他の動物と同居するのは、初めてでしたし、何といっても娘との相性が悪かったのです。
娘が家に遊びに来て、近づくだけで、威嚇し攻撃しようとします。
理由はわかりませんが、その当時から飼育していたペット(チワワとうさぎ)のニオイが染みついていて、そのニオイから娘に攻撃していたのかなと思います。(娘からは犬などのペット臭は特に感じなかったのですが)
最初の初日は、うさぎのケージを隣同士に置きました。
うさぎもオス同士なので、相性は悪いのはわかってはいたのですが、徐々に慣れさせようと思いました。
が、すぐに先住うさぎが反応して、ケージ内を走り回り、いつもとは違う場所でオシッコをしてしまいました。(オシッコ飛ばしはなかったです)
すぐに、棚を間に挟み、お互い顔を見えないようにケージを置き直しました。
ケージが離れたら、先住うさぎも落ち着きました。
もう1匹のうさぎは、最初から特に反応もなく落ち着いている様子でした。
部屋んぽをさせようと、まず、先住うさぎから遊ばせたのですが、部屋んぽで遊んでいる時は、いつもとさほど変わらず落ち着いて遊んでいました。
が、普段は、部屋んぽの時にオシッコをしないのですが、カーペットの上でオシッコをしてしまいました。しかも何度も。
先住うさぎが遊んでいる時に、もう1匹のうさぎもケージ内をソワソワと歩き回っていました。
そして、今度は、もう1匹のうさぎを部屋で遊ばせてあげる事に。
このうさぎも普段と変わらず落ち着いて遊んでいたのですが、やはり、先住うさぎがケージ内を走り回り、足ダンの連発、かなりお怒りのようでした。
この時に、先住うさぎのケージを布か何かで覆って見えないようにすればよかったのかもって後から思いました。
ケージにいる時は、棚も挟んでいたので、特に問題はなかったのですが、部屋んぽの時に、お互いが反応して、威嚇したりしていました。

そして、チワワを動物病院に連れていくことがあり、いつもお世話になっている獣医さんだったので、うさぎ同士の同居生活についてちょっと相談をしました。(去勢させた方が落ち着くのかと思い)
先生の答えは、娘が飼っていたうさぎに、梅毒があったので、人間や他の動物に移る事はないけど、うさぎ同士は移るから、そもそも一緒の部屋での生活はダメとのことでした。(去勢も先生の考え方で、おススメしないとのことでした。)
すぐにその日から、うさぎ同士を別々の部屋にする事に。
先住うさぎは私の部屋で飼う事になりました。
私の部屋での生活も徐々に慣れてくれました。
が、しかし、部屋んぽの時にカーペットへオシッコをしてしまうのは、今でもなおらず、日課になりつつあります。。。
人間の都合で環境が変わり、ストレスを与えてしまったので、私も責任を感じ、オシッコをする癖に毎日付き合っています。
(部屋んぽの時のオシッコ対策をまとめた記事があります。)

うさぎとチワワの共同生活

うさぎ同士は相性は悪いのですが、チワワとはそこまでは相性は悪くはありません。
ただ、同じ空間で遊ばせることはしてはいません。
よく、仲の良いうさぎと犬の動画を見たりしますが、あのような光景は、我が家ではありません。羨ましい限りです。
我が家のチワワは2匹とも臆病なので、うさぎのケージにはあまり近づこうとしません。(多分、走り回る音とかが怖いんだと思います)
また、うさぎを見て吠える事もありません。
一緒に遊ばせたこともほとんど無いのですが、たまにうさぎがケージを脱走する事があり(エサをあげる時など)、室内を走り回るのですが、娘の飼っているうさぎの方がチワワより強いので、チワワの事を追いかけようとします。そのことをチワワ2匹も知っているので、脱走したら、まず近づこうとはしません。
先住うさぎも、何度かチワワと顔を合わすことがあったのですが、お互い顔を(鼻)近づけようとお互いがしますが、先住うさぎがすぐに逃げ出し、その先住うさぎをチワワが追いかけようとします。(すぐに先住うさぎを抱きかかえますが)
多分、先住うさぎの方が、チワワとは相性がまだ良いのかもしれません。
ただ、今落ち着いた生活を先住うさぎも送っているので、わざわざ一緒に生活をさせなくてもいいかとは思い、別々の部屋でそれぞれ暮らしています。
ちなみに、先住うさぎは私の部屋で、
娘が飼っていたうさぎとチワワ2匹がリビングで一緒に暮らしています。
娘が飼っているうさぎが部屋んぽするときは、チワワ2匹はいつも隔離しています。
うさぎと他の動物との共同生活

うさぎは被捕食動物なので、他の動物と一緒に暮らすのは、うさぎにとってストレスになるのかもしれません。
ただ、うさぎに限らずですが、小さい頃から他の動物と上手く接する事ができれば、仲良く暮らすこともできます。
子うさぎの頃から、他の動物と一緒に暮らすことで、受け入れやすくなるようです。
大人になってからでも、相性によっては、仲良くできることもあるようです。
ただ、初対面が大事になってきます。
うさぎに初めに恐怖心をあたえてしまうと、仲良くなるのは難しいかもしれません。
他の動物と一緒に飼う時は、最初は顔を合わすだけなどにして、徐々に一緒に過ごす時間を増やしていって、慣れさせていくことが大事になってきます。
また、どんなに仲が良くても一緒に遊ばせる時は、必ず飼い主さんが側にいるようにしてください。
うさぎと犬
飼い主さんがうさぎを大切にしていれば、ご主人様の大切なうさぎと認識して、犬もうさぎを大切にしようと思います。ただ、犬の種類によっては、(猟犬の歴史を持つ、ビーグルやダックスフントなど)悪気が無くても、うさぎに飛びつくことも考えられますので、注意が必要です。
うさぎと猫
自分にとって、居心地のいい距離を保つことができる猫。うさぎとも、つかず離れずの関係ができる事でしょう。ただ、本能的に動くものを追いかける事があるので、気をつけなければいけません。
うさぎと鳥
インコや文鳥など小さな鳥とは、仲良くできます。ただ、鳥の鳴き声にビックリすることがあるかもしれません。フクロウやハヤブサなど肉食性の鳥は、うさぎにとって天敵ですので一緒に暮らすのは不向きです。
うさぎとハムスター・モルモット
お互いに危害を与えないので、仲良くできます。ただ、モルモットは、肺炎の原因である菌がうさぎと共通することもあり、うさぎが無症状でもモルモットは重症になることもあるので、注意が必要です。
うさぎとフェレット
イタチ科であるフェレットは、うさぎにとって天敵になります。共同生活は不向きになります。
相性が良いとされる、他の動物でも、やはり個々の性格があります。
相性がいいと思っても、一緒に暮らし始めたら、相性が悪かったということものちのち考えられます。
そのような状況になった時でも、飼い主として責任をもって最後まで面倒がみれるような環境を作る事も大事になってきます。
可愛いだけでは、ペットを飼育する事はできません。
どんな状況になっても最後まで面倒を必ずみるつもりで、新しいペットをお迎えしてください。