うさぎを飼おうとした時、
オスとメスのどちらが飼いやすいの?
と迷う方も多いと思います。
今回は、オス・メスの性別による違いなどを見ていきたいと思います。
うさぎのオスとメスの特徴
オス
- メスよりも縄張り意識が強い
- 人懐こく、甘えん坊な子が多い
- マーキング、スプレー行為、マウンティングなど問題行為をおこすことが多い
メス
- 独立心が強く、マイペースでクール
- 子どもを産まないままのウサギは、子宮の病気になりやすい
- 妊娠していないのに自分の毛をむしって巣作りをしたりする「偽妊娠」
メスの場合、特に気をつけないといけないのが、子宮疾患です。
出産を経験しない飼いうさぎは、ホルモンバランスの乱れから発症しやすいと言われています。5歳を過ぎて高齢になるにつれ、その確率は高くなります。
予防として避妊手術を早めに受けるという方法もあります。ただその場合、手術は全身麻酔になるため、リスクもあります。
獣医さんとよく相談してから決めるようにしましょう。
うさぎの思春期によるオスとメスの違い

うさぎの思春期は、生後3か月~5か月頃から起こります。
- 抱っこさせてくれない
- 飼い主に噛みつく
- 部屋のあちこちでオシッコやウンチをする
- マウンティング行為
など、問題行為がみられるようになります。
このような症状は、オスメス両方にみられます。
(マウンティング行為は特にオスに多くみられますが、メスにもみられる行為です)
もちろん全ての子がするわけではありません。
我が家のうさぎも、マウンティング行為は、
- 1匹の子は、足などにしがみついてたりして、頻繁にみられます
- もう1匹の子は、ほとんどみられません
このように、思春期の問題行為も
その子、その子によります。
メスだと思ったらオスだった?
という話はよくある話。(逆もあります)
我が家のうさぎも実はそうでした。
ペットショップでメスだと言われ、飼い始めたのですが、数か月後、動物病院で先生に
「残念なお知らせがあります。この子、メスじゃなくてオスだね」
と言われ、びっくりしたことがあります。
もちろん メスだと思っていたので、「はなちゃん」と女の子らしい可愛い名前をつけ、ペレット入れもピンク色の物を。
生後3か月くらいまでは、睾丸がおなかの中に隠れてたりして、性別判断は難しく、我が家のようにある程度生長してから、「実はオスでした」と言われることはよくあるみたいです。(逆のパターンもあります)
そんなはなちゃんも、今でも可愛いピンクの容器を使い、もちろん名前も「はなちゃん」のままです。
性別よりも、うさぎの個々の性格

我が家のうさぎは2匹ともオスですが、
性格は正反対といってもいいくらいに違います。
1匹は・・・
- ちょっと神経質で慎重派
- 縄張り意識が強い
- とても甘えん坊で、なでなでが大好き
- いつも飼い主である私の後を追ってきます
- 抱っこもさせてくれるので、ブラッシングも大丈夫
もう1匹は(はなちゃん)・・・
- 好奇心旺盛なので、家具のすき間など狭い所にでも入り込んでしまいます
- 縄張り意識は、さほどありません
- とてもマイペース
- あまり後を追ってくることはなく、自由気ままにいつも遊んでいます
- 抱っこが嫌いなので、ブラッシングが一苦労(いつも時間との勝負)
このように、同じオスでも性格はまるっきり違います。
それぞれの個性を尊重するようにしています。
まとめ
うさぎのオスとメスの特徴をみてきました。
オス・メス共に、それぞれの困りごと、心配事があります。
個々の性格もありますので
どちらの方が飼いやすいのか、一概には言えません。
我が家はオス・メスにこだわらず、どんな子でも受け入れる気持ちで直感的にこの子だと思い、お迎えをしました。
その子が、たまたまオスだったというわけです。
あまり、性別にこだわらず、気に入った子をお迎えすることがベストなのだと言えるでしょう。