オスを飼われている方なら誰もが思う事だと思います。
実は私も「去勢した方がいいのか、必要なのか」悩みました。
今回は、うさぎのオスの去勢についてお話していきたいと思います。
うさぎの去勢を必要とする場合
- スプレー行為を頻繁にしてくる
- 飼い主に噛みつく
- 飼い主の足にしがみついたりしてのマウンティング
- 攻撃的な態度
このような問題行為はお互いにとって、ストレスになったりもします。
メスのように「病気の予防のため」というよりか、問題行動が特にひどい子などに去勢手術をする飼い主さんが多いようです。
去勢手術をする場合は、6か月~1歳頃までの早い時期がよいとされています。
うさぎの去勢のメリット

去勢するメリットとして
- 性格が穏やかになる。
- 問題行動がなくなるか、軽減する
- 交尾欲求のストレスの軽減
- 精巣腫瘍などの病気の予防
などがあります。
このように、飼育しやすくなり、飼い主さんともいい関係を築きやすくなります。
もちろん、すべての問題行為が解消されるといった保証はありません。
うさぎの去勢のデメリット
手術・麻酔のリスク
以前、動物病院の先生に
と言われた事があります。
うさぎの麻酔は管理が難しく、非常にストレスを受けやすい性質のため、、犬や猫に比べると危険だと言われています。
太りやすくなる
発情などのエネルギー消費がなくなるため、太りやすくなると言われています。
肥満防止のため食事量の調整が必要になります。
我が家の場合

2匹ともオスですが2匹とも去勢はしていません。
が、去勢は何度か悩んだことがあり、動物病院の先生やうさぎ専門店の方に相談したことがあります。
何故、去勢をしようと思ったのか
普段は、スプレー行為は2匹ともないのですが、2匹が同じ空間にいたりすると、スプレー行為をしてきます。
また、1匹の方は、
足元にしがみつき、マウンティン行為を頻繁にしてきます。
私も回避し、相手にはしてないのですが、エスカレートしてくると、甘噛みをしてくることもあります。(甘噛みでも噛まれると結構痛い)
このように、縄張り争い、交尾欲求のストレスなども考え、去勢した方が飼い主である私もこの子達にとっても、ストレスのない穏やかな生活を送れるんじゃないかと考えたからです。
動物病院の先生もうさぎ専門店の方も去勢手術にはどちらかといえば否定的な意見でした。
我が家の場合、
【そこまで必要なのか】・・・という事です。
去勢手術をしなかった理由
結局、去勢手術はしないという決断をしました。
理由は
- 問題行動がさほどひどくない事
- 2匹を別々の部屋に分けて、お互い顔を合わせないようにする
- 麻酔のリスクが、犬や猫に比べ危険である事
何があっても、この子たちの本能につきあっていこうと改めて決心したからです。
まとめ
我が家は、去勢をしませんでしたが、
もちろん、問題行為がもっとひどければ、去勢手術はしていたと思います。
それぞれのご家庭の事情もあると思います。
それぞれの動物病院や獣医さんの考え方もあります。
手術を「する」「しない」は、
飼い主さんが判断する事になります。
「メリット」「デメリット」よく理解し、
よく考えてから最終的な判断をしてください。